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 指定種別 : 県指定 重要文化財(埴輪資料) 
 指定時期 : 平成12年3月31日 
 所在地 : 泉崎村太田川字原山 
 所有者 : 泉崎村・福島県 


古墳のまわりの溝から出た大量のハニワ

 
原山古墳は、今から約1,500年前に造られた古墳です。

昭和57年に福島県によって発掘調査が実施された結果、多数の埴輪(はにわ)が出土して注目を集めました。

推定全長は約22mで、この調査をさかのぼること10年前、原山古墳(はらやまこふん)の近くに住んでいた2人の少年が切り立った崖から力士像が倒れているのを発見しました。
少年たちはこれは何か大切なものに違いないと判断し力士像を村の公民館に届けました。その後、力士像は埴輪であることが判明し、10年後に発掘調査が実施されるきっかけとなったのです。




原山古墳出土形象埴輪(福島県教育委員会所蔵)
(左から:盾を持つ男子・盛装の女子・冠を被る男子・琴を弾く男性・踊る男性・鳥)

 


力士像埴輪(りきしぞうはにわ)
(泉崎村所蔵)

手を高らかに挙げ土俵入りのような格好をしていますが、実際には「四股」を踏む様子を表現しています。

「四股」を踏む様子を表現しています。
「四股」は、土地の邪気(じゃき)をはらう大切な儀式で、古墳をつくるときには力士の四股が重要な役割を果たしていたと考えられています。

現在の力士は競技相撲をしていますが、当時の力士は武人としての役割が強く競技相撲はしていませんでした。

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