泉崎横穴(いずみざきよこあな)は、今から約1,400年前につくられた横穴墓よこあなぼです。
昭和8年に道路工事をしているとき偶然に発見されました。
横穴墓は当時7つ発見されましたが、その内の一つ横穴墓内部に赤い顔料で絵画が描かれていることがわかりました。
内部の様子
絵画の内容は,人物や馬などの動物、渦巻きなどの幾何学模様で,横穴墓の玄室げんしつと呼ばれる部屋の壁面や天井など、いたる所に描かれています。このような古墳時代の古墳や横穴墓に描かれた絵画のことを装飾古墳といいます。
発見された当時、東北地方での装飾古墳の発見は初めてのことで、大々的に報道され話題を集めました。
他の横穴墓は無くなってしまいましたが、この絵画が描かれた横穴墓は国史跡として保存されることになりました。