この道は江戸時代に地方と江戸を結ぶ街道でした。(仙台道)
参勤交代が制度化されると、人々の往来が盛んな主な街道には大名行列や旅人を日差しや風から守るために、松並木がつくられたといいます。
踏瀬旧国道松並木は、白河藩主松平定信(1783~1812)の時代に植えられたのが始まりといわれています。
現在、大きく育った松は明治18年(1885)ころ捕植されたものです。
その後寿命や病気などで数が減ってきたころから平成17年に地元住民と泉崎村の共同作業で松苗100本が植えられました。
松並木は泉崎村の踏瀬から矢吹町までつづいていますが、矢吹町側では「五本松の松並木」として町の天然記念物に指定されています。