食の安全・安心と健やかな食生活、そして「地産地消」のすすめ

毎日の食事は、私たちの心と体の健康を支える大切な基盤です。
近年、食品の安全性や新しい技術に関する様々な情報がある中、村では皆様が安心して日々の食生活を送れるよう、食の安全に関する国の仕組みや、家庭でできる工夫についてお知らせします。

 食品の安全性に関する国の基準について

日本国内で流通している食品(加工食品の添加物や残留農薬、そして遺伝子組み換えやゲノム編集技術を用いた新しい食品など)は、私たちの健康を守るため、「食品衛生法」などの法律に基づき、厳格な仕組みのもとで管理されています。

具体的には、以下のような公的な機関とプロセスを通じて安全性が確認されたものだけが市場に流通する仕組みとなっています。

科学的な安全性評価(内閣府 食品安全委員会など)

厚生労働省や消費者庁などの行政から独立した専門家の機関である「食品安全委員会」において、動物実験や最新の科学的知見を基に、「人の健康に悪影響を及ぼさないか」が中立的な立場で厳しく評価されます。例えば、食品添加物については、一生涯毎日食べ続けても影響がないとされる「一日摂取許容量(ADI)」などが科学的根拠に基づいて設定されています。

新しい技術(遺伝子組み換え・ゲノム編集等)に対するルール

ゲノム編集技術などの新しい食品についても、従来の品種改良や自然界での変化の範囲を超えるものや、外来遺伝子を含むものなどは、事前に国への届出や厳格な安全性審査が義務付けられています。国が安全性を確認・承認したもの以外は流通しない仕組みとなっています。

流通後の監視と基準の見直し

市場に出た後も、残留農薬や添加物の使用状況などは、国や自治体によるモニタリング検査等で常に監視されています。また、新しい科学的知見が得られた場合には、必要に応じて基準の見直しや規制の強化が行われています。

村としましても、国や県の動向や最新の安全情報に注意深くアンテナを張り、住民の皆様が安心して暮らせるよう、正確な情報の把握に努めてまいります。

食の安全・安心を支える「地産地消」の取り組み

「何を食べ、どこからやってきたのか」を身近に感じられる「地産地消(地域で生産されたものを地域で消費すること)」は、食の安全や健康を考えるうえで非常に大きなメリットを持っています。

「顔の見える」安心感

誰が、どのような想いや方法で育てたかが分かる農産物は、食品の流通経路が明確であり、高い安心感につながります。

高い鮮度と栄養価

収穫から食卓に届くまでの時間が短いため、新鮮で栄養価が高く、素材本来の美味しさを楽しむことができます。

環境への優しさ(フードマイレージの削減)

遠くから運ばれてくる食品に比べて輸送にかかるエネルギーが少なくて済むため、環境負荷の少ない持続可能な食の選択となります。

 村内の直売所・食の拠点の紹介

村内では、新鮮な地元食材や手作りの加工品を手に入れられる拠点があります。日々の食卓に、ぜひ足を運んでみてください。

農産物直売所「はにわの里」

朝採れの新鮮な野菜や、村の特産品、地元産の素材を活かした加工品などが並ぶ地域の拠点です。併設の食堂では、地元の味も楽しめます。また、そば打ち見学もできます。お近くをお通りの際は、ぜひお立ち寄りください。

はにわの里(https://www.haniwanosato.jp/)

直売カフェ「こころや」

福島県県中・県南地域の野菜や果物を中心に、食の安全・安心にこだわった加工食品・調味料等を販売しています。

直売カフェ・こころや(https://www.cocoron.or.jp/cocoroya/)

家庭でできる食の工夫と子どもの健やかな成長

毎日の暮らしの中で、ちょっとした意識や工夫を重ねることは、ご家族全体の健康を守り、より安心な食生活を送るための大切な一歩となります。

子どもたちの健やかな発達や神経系統への影響など、食生活に関するご心配の声もある中、ご家庭で取り組める具体的なポイントをご紹介します。

お買い物のときの「食品表示」の確認

日頃のお買い物の際、商品のパッケージにある「原材料名」や「原産国」「賞味期限」などを少しだけ意識して見る習慣をつけましょう。どのような原材料や添加物が使われているかを知ることは、ご自身やご家族の口に入るものを選ぶ力を養う第一歩になります。

特定の食品に偏らない、バランスの良い食事づくり

子どもの心身の健やかな成長や発達の土台となるのは、毎日の規則正しい食生活です。特定の食品や成分に過度に偏るのではなく、「主食・主菜・副菜」をそろえた彩り豊かな食事を心がけましょう。色々な食材から多様な栄養素を摂ることは、身体の機能を健やかに保つうえで最も基本であり、大切なことです。

家族で囲む食卓と、心を通わせるコミュニケーション

食事の内容だけでなく、「誰と、どのような雰囲気で食べるか」も子どもたちの心と体の健やかな成長に深く関わっています。家族揃って食卓を囲み、会話を楽しみながら美味しく食事をとる温かい時間は、子どもたちの情緒の安定や心身の健やかな育ちを支える大きな力となります。

村としても、保健・福祉・農林業の各分野が連携しながら、正しい情報の提供や食育の推進を通して、皆様の健やかな毎日と子育てを温かく応援してまいります。

食の安全・安心に関するQ&A

Q1: 近年の加工食品にはたくさんの添加物が使われていると聞きます。人間の身体への影響は大丈夫なのでしょうか?

A:日本国内で流通している食品添加物は、「食品衛生法」に基づき、安全性の審査をクリアしたものだけが使用を認められています。
国の機関(厚生労働省や内閣府食品安全委員会など)において、動物実験などの科学的なデータをもとに、一生涯毎日食べ続けても健康に影響が出ないとされる「一日摂取許容量(ADI)」などが厳しく設定されています。
村としても国の動向を注視しておりますが、日々の生活の中では、お買い物の際に商品の「原材料名」を確認し、どのような添加物が使われているかに関心を持つことが、安心な食生活の第一歩となります。

Q2: 残留農薬や、遺伝子組み換え・ゲノム編集食品など、人間に対する影響が未解明なものが多いのではないかと不安です。

A:新しい技術を用いた食品や農薬に対して、不安の声をいただくことがあります。
国においては、残留農薬についても安全基準(基準値)が厳しく定められており、これを上回るものが流通しないよう監視が行われています。また、遺伝子組み換え食品やゲノム編集食品についても、科学的な安全性評価が義務付けられており、国の承認を経たもの以外は販売できません。
科学的な安全性が確認された上で流通していますが、村としては、こうした不安や疑問の声に寄り添い、安全で新鮮な食材を手に入れる選択肢として、顔の見える地元の農産物(地産地消)の活用をおすすめしています。

Q3: 子どもの発達障害や神経系統への影響が増えているという話を聞きます。食生活と関係があるのでしょうか?

A:子どもの健やかな成長や発達に関するニュースや統計データを受け、ご心配される保護者の方も少なくありません。
発達障害の増加要因については、医療や福祉、教育などさまざまな分野で調査・研究が進められていますが、特定の食品や添加物などが直接の原因であるという医学的な因果関係は明確に示されていません。
しかし、子どもたちの心身の土台を作るうえで、栄養バランスの取れた食事や規則正しい生活リズム、そして家族で食卓を囲む温かいコミュニケーションは非常に大切です。村では、バランスの良い食生活や地元の食材を活かした食育を通じて、子どもたちの健やかな成長を応援しています。

Q4: 私たちの家庭で、食の安全・安心のために今日からできることは何がありますか?

A:日々の暮らしの中で、以下のような小さな心がけが安心な食生活につながります。

  1. 食品表示をチェックする習慣
    お買い物の際に、原材料名や賞味期限などを確認し、何が使われているかを知る習慣をつけましょう。
  2. 「地産地消」の食材を取り入れる
    「はにわの里」や「こころや」といった村内の直売所などを活用し、生産者の顔が見える新鮮な地元食材や、シンプルな素材を取り入れましょう。
  3. 主食・主菜・副菜をそろえたバランスの良い食事
    特定の食品に偏らず、バラエティ豊かな食材を美味しく楽しく食べることも、心身の健康を守る大切なポイントです。

リンク集(お役立ち情報)

食品の安全性や健康に関するさらに詳しい情報は、以下の専門機関のホームページをご覧ください。

  • 内閣府 食品安全委員会(公式サイト)http://www.fsc.go.jp/
  • 消費者庁(食品表示)https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/
  • 消費者庁(食の安全ダイヤル)https://www.fsc.go.jp/dial/index.html
  • 厚生労働省(輸入食品監視業務)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/yunyu_kanshi/index.html
  • 農林水産省(有機農業)https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/yuuki/
  • 消費者庁(農薬)https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/food_safety/food_safety_portal/pesticide
  • 消費者庁(ゲノム編集技術応用食品の表示に関する情報)https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/quality/genome/
  • 消費者庁(遺伝子組換え食品表示制度に関する情報)https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/quality/genetically_modified/
  • 福島県(ふくしま食の安全・安心推進会議)https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/21045e/shoku-kaigi.html

このページの内容に関するお問い合わせ先

産業経済課

〒969-0196 福島県西白河郡泉崎村大字泉崎字八丸145番地

電話番号:0248-53-2430

ファクス番号:0248-53-2958

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保健福祉課

〒969-0101 福島県西白河郡泉崎村大字泉崎字山ヶ入101

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  • 【ID】P-2109
  • 【更新日】2026年9月11日
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