令和8年度から、前納報奨金制度は廃止となります。
令和8年度から、固定資産税・村県民税(普通徴収)の前納報奨金制度は廃止となります。
前納報奨金とは?
この制度は、戦後混乱した経済事情の中で、「税収の早期確保」と「自主納税意欲の向上」を図ることを目的として、全国の自治体で導入されました。
第1期の納期限までに全期分を一括して納付された場合に、報奨金が交付されます。(実際には報奨金を差し引いた税額を納付していただきます。)
制度廃止の理由は?
- 全額一括納付できるだけの資力に余裕がない方にとっては利用しづらい制度であり、納税者間に不公平が生じているため。
- 個人住民税を給与から天引き(特別徴収)されている方はこの制度を利用できず、納税者間に不公平が生じているため。
- 現在では金融機関窓口での納税、口座振替による納税及びコンビニでの納税等納税環境も大きく変化し、当初の目的がおおむね達成されたため。
口座振替で全期前納(一括納付)をしていただいている方
- 制度廃止後も引き続き全期前納される方については、手続きは不要です。
- 全期前納から期別納付に変更を希望される方については、変更の手続きが必要になりますので、お手数ですが税務課までお問合せ下さい。
これまで、早期納税にご協力いただきました皆様には、心からお礼を申し上げます。
制度廃止へのご理解と引き続きの納期限内納付にご協力くださいますようお願い申し上げます。